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補助金・助成金の挑戦記録

ヘアーファクトリーE’ 補助金・助成金への挑戦記録

ヘアーファクトリーE’では、これまで店舗設備の改修、IT化、予約システム、商品開発、インターネット通販、省エネ対策、感染症対策など、さまざまな事業に取り組んできました。

その中には、補助金や助成金を活用して実施したものもあれば、申請したものの採択されなかったもの、書類を最後まで仕上げられず申請そのものに至らなかったものもあります。

せっかくなので、これまでの「補助金・助成金への挑戦」を一度まとめておきます。

ヘアーファクトリーE’ 補助金・助成金への挑戦記録

ちなみに、私は補助金の採択・不採択を勝手に野球に例えて記録しています。

14打席9安打。打率にすると、.642です。

まあ、補助金を野球に例える意味があるのかどうかは分かりませんが、長年やっていると意外と面白い記録になってきました。


2014年(平成26年) 小規模事業者持続化補助金 ○

最初に挑戦したのが、2014年(平成26年)の小規模事業者持続化補助金です。

この時の事業は一つの申請の中に、次の内容をまとめたものでした。

  • 店舗壁面看板やり替え
  • 店舗駐車場野立て看板やり替え
  • 収納スペース付き待合い椅子2脚
  • 風呂屋錠付きロッカー型コートハンガー
  • デジタルフォトフレーム化粧枠

無事に採択され、これがE’にとって初めての小規模事業者持続化補助金となりました。

ちなみに、この時点で補助金への挑戦成績は、1打数1安打、打率10割。

いきなり10割スタートです。

後から考えると、この最初の採択が、その後も「使える制度があるなら挑戦してみよう」と思うきっかけになったのかもしれません。

実際、この時に導入したものの中には、その後のE’の店舗づくりにも長く関わっていくものがありました。

例えば、風呂屋錠付きロッカー型コートハンガーについては、納品後にさらに店主がカスタムを行っています。


2015年(平成27年) 小規模事業者持続化補助金 ×

翌2015年(平成27年)にも、再び小規模事業者持続化補助金へ挑戦しました。

この時のテーマは、「検索型メンズヘアースタイル一覧の仕様変更、CTIシステムの導入、外部照明の入れ替え」でした。

現在のE’につながる「Web」「CTI」「店舗設備」を一度に強化しようとした計画でしたが、今回は不採択。

ここで初めて「×」が付きました。

そして重要なのが、ここからは累計成績で考えるということ。

2014年が1打数1安打だったところへ、2015年に2回目の申請をして不採択。

したがって、2打数1安打、打率5割。となります。

最初の10割から、いきなり5割まで落ちました。

ただし、これが後の「補助金は採択されるかどうか分からないけれど、とりあえず挑戦してみる」というE’のスタイルにつながっていきます。


2019年(令和元年) 小規模事業者持続化補助金 ○

2019年(令和元年)には、再び小規模事業者持続化補助金に採択されました。

この時に導入したのが、SALONPOS LinQ2です。

これはE’の業務をデジタル化していく上で、かなり大きな意味を持つ導入でした。

そして、この時には一つ裏話があります。

「補助金が通っても通らなくても確実に買います。腹は決めたので」

導入前から、タカラベルモントさんにはそう伝えていました。

つまり、補助金が通ったら買う。ではなく、買うことは決めている。その上で補助金にも挑戦する。という状態です。

最悪の場合は全額自己負担でも導入するつもりで、腹をくくっていました。

結果として補助金も採択され、導入することになりました。

この時点で累計成績は、3打数2安打、打率.667。となりました。


2019年(令和元年)9月24日 先端設備導入計画認定

2019年(令和元年)9月24日には、先端設備導入計画の認定を受けました。

これは補助金そのものではありませんが、ものづくり補助金の申請を進める過程で取得したものです。

「有ると有利」と説明されていましたが、実際にはオンライン申請を先へ進めるために取得しておかなければならないという、なかなか鬼の仕様でした。

つまり、E’にとっては「有利という名の必須」だったわけです。


2019年(令和元年)11月12日 事業継続力強化計画認定

2019年(令和元年)11月12日には、事業継続力強化計画の認定を受けました。

こちらも補助金そのものではありません。

ものづくり補助金の申請を進める中で必要となった制度の一つで、先端設備導入計画と同様に、実際に申請・認定まで進めています。

補助金そのものの打席数には含めていませんが、この頃から公的支援制度についてかなり調べるようになっていました。


2019年(令和元年) ものづくり補助金 ×

同じ2019年(令和元年)には、ものづくり補助金にも挑戦しました。

こちらは残念ながら不採択。

小規模事業者持続化補助金では採択された一方、こちらは「×」となりました。

ここで、補助金は「申請すれば通る」というものではないことを改めて実感しました。


2020年(令和2年) 小規模事業者持続化補助金 ○

2020年(令和2年)にも、小規模事業者持続化補助金に採択されました。

この時の事業は、「生涯通える地域の理容室」を担うための店舗環境改善につながるものでした。

具体的には、店舗入口の外側引き戸を、車椅子にも配慮した大開口引き戸「れん樹」へ変更しました。

2020年7月27日の工事記録にも、「小規模事業者持続化補助金の採択事業で店舗外側引き戸を『車椅子配慮仕様』に変更」と記録されています。:contentReference[oaicite:2]{index=2}

袖パネルに2枚連動障子を引き込むことで、従来の引違い戸よりも広い開口幅を確保できる玄関引戸です。

単純に店舗設備を新しくするのではなく、年齢や身体状況が変わっても長く通っていただける店づくりという意味を持った改修でした。

これで小規模事業者持続化補助金については、4打数3安打、打率.750。まで戻しました。


2020年(令和2年) 小規模事業者持続化補助金<事業再開枠> ○

2020年(令和2年)は、新型コロナウイルス感染症の影響により、通常の小規模事業者持続化補助金に加えて「事業再開枠」という仕組みも設けられました。

E’もこの制度を利用しています。

これは通常の小規模事業者持続化補助金とは別枠として記録しています。

したがって、小規模事業者持続化補助金<事業再開枠>については、1打数1安打。です。


2020年(令和2年) 衛生事業者等感染防止対策支援事業費助成金 ○

2020年(令和2年)には、衛生事業者等感染防止対策支援事業費助成金にも採択されています。

これも新型コロナウイルス感染症への対応として取り組んだものです。

補助金ではなく「助成金」ですが、E’の補助金・助成金への挑戦記録としては、こちらも一つの打席として記録しています。

結果は採択。

1打数1安打。です。

2020年は、通常の小規模事業者持続化補助金、事業再開枠、衛生事業者等感染防止対策支援事業費助成金、そして富山県地域企業再起支援事業費補助金と、補助金・助成金関係の動きが一気に増えた年でした。


2020年(令和2年) 富山県地域企業再起支援事業費補助金 ×

2020年(令和2年)には、富山県地域企業再起支援事業費補助金にも挑戦しました。

こちらは不採択でした。

ただ、この申請にはちょっとした裏話があります。

2020年(令和2年)7月には、応募総数が1,083件で、採択は約500件という情報が出ていました。

そして9月4日、最終結果が発表。

結果は、1,083件中582件が採択、501件が不採択。

E’は、その501件の側に入りました。

しかも申請後、事務局から「書類が足りない」という電話がありました。

当時、ちょうど予約の合間に2時間ほど空きがあり、「この時間で昼飯を食べよう」と思っていたところへ電話。

急遽、足りない書類を準備して、1時間半以内にFAXすることに。

昼飯を犠牲にして書類を作り、送ったわけです。

これだけ聞くと、「これは採択される流れでは?」と思ってしまうところですが……

結果は、不採択。

補助金というのは、なかなか簡単には打たせてもらえません。


2021年(令和3年) 富山県小規模企業者緊急支援補助金(ミニリバイバル補助金)○

2021年(令和3年)には、富山県小規模企業者緊急支援補助金(ミニリバイバル補助金)に採択されました。

テーマは、「ワンランク上のヘアケア・ヘッドスパ提案を可能にする温熱促進機導入」です。

理容室としての技術・メニューの幅を広げるための設備導入でした。

結果は採択。

1打数1安打。です。


2021年(令和3年) 富山県中小企業リバイバル補助金 ○

同じ2021年(令和3年)には、富山県中小企業リバイバル補助金にも採択されました。

テーマは、「オリジナル商品のインターネット通販に伴うネットモール開設」です。

これが、その後のE’オリジナル商品のネット販売につながっていきます。

E’では以前から「自分の店の商品を作る」ということを考えていましたが、この補助事業によって、実店舗だけではなくインターネットを通じて販売する仕組みづくりにも取り組むことになりました。

結果は採択。

1打数1安打。です。


2021年(令和3年)~2022年(令和4年) オリジナル商品の開発

この頃には、理美容研究団体STFの活動とも関連して、「漢のシャンプー」、そして「トヤマブラックシャンプー」というオリジナル商品の開発へ進んでいきます。

商品開発では、メーカー探し、仕様決定、サンプル作成、サンプル確認、ラベルデザイン、POP制作、発注・支払いなど、実際の商品になるまでのさまざまな作業を行いました。

この経験は、その後のE’の商品販売にもつながっています。


2022年(令和4年) 小規模事業者持続化補助金 ×

2022年(令和4年)には、再び小規模事業者持続化補助金へ挑戦しました。

この時は、オリジナルシャンプーの開発・販売をテーマとした事業でした。

2021年(令和3年)から取り組んできたオリジナル商品の開発を、さらに事業として発展させようとしたものです。

しかし、結果は不採択。

これで小規模事業者持続化補助金は、いったん5打数3安打、打率.600。となりました。


2022年(令和4年) 富山県中小企業ビヨンドコロナ補助金<通常枠> ×

同じ2022年(令和4年)には、富山県中小企業ビヨンドコロナ補助金<通常枠>にも挑戦しました。

テーマはオリジナル商品の開発・販売に関するもの。

「トヤマブラックシャンプー」へとつながる事業でした。

しかし、追加書類の提出を求められたものの、最終的には不採択。

ここでも「×」が一つ増えました。


2022年(令和4年) 富山県中小企業ビヨンドコロナ補助金<省エネ・コスト削減枠> ○

同じ2022年(令和4年)には、富山県中小企業ビヨンドコロナ補助金<省エネ・コスト削減枠>に採択されました。

テーマは、「蓄電池設置による電力の自給自足化と給湯設備の省電力化」です。

店舗の省エネルギー化と電力の有効利用を目的とした設備投資でした。

太陽光発電、蓄電池などを組み合わせ、電力をできるだけ自分のところで有効利用するための設備投資です。

こちらは無事に採択され、1打数1安打。となりました。


2023年(令和5年)8月 高機能換気設備等の導入支援事業

2023年(令和5年)8月には、「大規模感染リスクを低減するための高機能換気設備等の導入支援事業」にも取り組みました。

こちらは書類をかなりのところまで作成していましたが、最終的に期限内の提出までたどり着けませんでした。

書類はおよそ80%まで仕上げていましたが、申請そのものには至っていません。

つまり、不採択ではなく「未提出」。

野球で言えば、打席に立つところまで行かなかった案件です。

そのため、現在記録している「14打席9安打」の成績には含めていません。


2023年(令和5年)9月 小規模事業者持続化補助金 ○

2023年(令和5年)には、再び小規模事業者持続化補助金に採択されました。

テーマは、「生涯通える地域の理容室」を担うための店内環境改善です。

店舗を長く利用していただくための環境整備として、店内設備の改善に取り組みました。

これで小規模事業者持続化補助金については、6打数4安打、打率.667。となりました。

つまり、

2014年 ○
2015年 ×
2019年 ○
2020年 ○
2022年 ×
2023年 ○

という、6打数4安打。これが現在までの小規模事業者持続化補助金の成績です。


E’の補助金・助成金 成績表

これまでをまとめると、次のようになります。

制度 打席 安打 成績
小規模事業者持続化補助金 6 4 ○○○○
小規模事業者持続化補助金<事業再開枠> 1 1 ○
ものづくり補助金 1 0 ×
富山県地域企業再起支援事業費補助金 1 0 ×
衛生事業者等感染防止対策支援事業費助成金 1 1 ○
富山県中小企業リバイバル補助金 1 1 ○
富山県小規模企業者緊急支援補助金(ミニリバイバル補助金) 1 1 ○
富山県中小企業ビヨンドコロナ補助金<通常枠> 1 0 ×
富山県中小企業ビヨンドコロナ補助金<省エネ・コスト削減枠> 1 1 ○
合計 14 9 9安打

14打数9安打。打率は、9 ÷ 14 = 約.642となります。


ただし「打席に立てなかった」ものもあります

ここが、この記録を残しておく上で意外と重要なところです。

これまでの14打席9安打には、実際に申請まで行き、採択・不採択の結果が出たものを記録しています。

一方で、補助金を見つけて申請を検討したものの、最終的に申請までたどり着かなかったものもあります。

これらは「不採択」ではありません。

そもそも打席に立っていないため、14打席の戦績には含めず、番外編として記録しておきます。

2023年8月 大規模感染リスクを低減するための高機能換気設備等の導入支援事業

申請を検討し、必要書類の作成を進めました。

書類はおよそ80%まで完成していましたが、最終的に申請期限までに提出することができませんでした。

そのため、これは不採択ではなく、→ 打席に立てず。

もちろん14打席にはカウントしていません。

2026年8月 令和7年度補正予算 電気自動車等の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金

V2Hの導入を検討する中で、この補助金を発見。

2026年8月24日に補助金を発見し、翌25日には業者へ見積もりを依頼しました。

ところが、8月27日に補助金の受付が予算到達により終了。

見積書が届いたのは8月28日。

つまり、見積書が届いた時には、すでに補助金の受付が終了していました。

こちらも申請までたどり着いていないため、→ 打席に立てず。

こちらも14打席には含めません。


そして、補助金は目的ではない

E’の場合、補助金をもらうために無理やり事業を作っているわけではありません。

先に、「これをやりたい」「これを導入したい」「こういう店にしたい」という考えがあります。

その上で、使える制度があるなら挑戦してみる。という順番です。

実際、2019年(令和元年)のSALONPOS LinQ2導入では、

「補助金が通っても通らなくても確実に買います。腹は決めたので」

という状態でした。

補助金が採択されたから導入したのではなく、導入することは決めていて、その費用の一部について補助制度にも挑戦した。ということです。


14打席9安打。その裏側まで含めてE’の歴史

こうして振り返ってみると、2014年(平成26年)から始まった補助金への挑戦は、2023年(令和5年)まで続いています。

採択されたものだけを並べれば、きれいな成功事例のようにも見えます。

しかし実際には、採択されたものもある。不採択になったものもある。書類を作ったのに間に合わなかったものもある。そもそも申請までたどり着かなかったものもある。

それも含めて、ヘアーファクトリーE’が長年営業してきた中での一つの記録です。

そして最終的には、14打席9安打。打率.642。

これが、現在までのE’の補助金・助成金への挑戦記録です。