何故、自店のデメリットをわざわざホームページやウェブログに載せるのですか?
この記事は2017年に公開した内容を、現在の営業スタイルや予約状況、約9年間で実際に頂いたお問い合わせを基に、現状に合わせて追記・加筆・修正しております。
何故、自店のデメリットをホームページやウェブログに載せるのですか?
「ここまで正直に書いてしまうと、お客様が来なくなるのではありませんか?」
ホームページをご覧になったお客様や営業の方、同業者から、このようなご質問を頂くことがあります。
実際に友人からも、「あそこまで書くと逆効果じゃないか?」と言われたことがあります。
もちろん、その可能性が全く無いとは思っておりません。
しかし私は、良い事だけを書くよりも、ご不便をお掛けする可能性がある事を先にお伝えした方が、お客様にとって親切だと考えております。
私が共感した言葉があります
以前、100円ショップ「DAISO」を展開する株式会社大創産業の創業者、矢野博丈氏の
「お客様に不利なことは、大きく分かるようにしたほうが良い。」という言葉を目にしたことがあります。
私はこの考え方に深く共感しました。
都合の良いことだけを書けば、お問い合わせは増えるかもしれません。
しかし、「そんな話は聞いていない。」、「思っていたのと違った。」となってしまっては、お客様にも私たちにも良い結果にはなりません。
だから当店では、予約が取りづらい時期や、ご不便をお掛けする点についても、出来るだけ事前にお伝えしております。
電話で毎回同じ説明を繰り返してきました
例えば土日祝日の昼過ぎになると、「今からパーマをかけたいんだけど出来ますか?」というお問い合わせを頂くことがあります。
その時点で、午後から約3時間の連続した予約枠が残っていなければ、お受けすることは出来ません。
実際には、このようなやり取りになることがあります。
お客様「今からパーマ出来ますか?」
店主「申し訳ございません。本日は午後からパーマをお受け出来る連続した予約枠が無く、今日は満席です。」
お客様「いっぱいですか?予約時間の合間にねじ込んでくれませんか?」
店主「申し訳ございません。順番待ちの問題ではありません。今から約3時間という連続した空き時間そのものが無いため、お受け出来ません。」
お客様「そうですか。じゃあまた考えて来週にかけます。」
そこで「来週のご予約を今お取りされるのであれば大丈夫かもしれませんが、また考えてから来週の当日にお電話を頂いても、同じ結果になる可能性が高いですよ。」とお伝えしますが・・・
お客様「じゃあ、また考えて来週に電話します。」となり・・・
そして翌週の土日祝日になると、「今からパーマをかけたいんだけど出来ますか?」という、先週と全く同じお問い合わせを頂くことになります。
そして翌週の土日祝日も、同じようなお問い合わせを頂き、同じご説明を繰り返す事になります。
この一連のやり取りを3週連続で繰り返した事がございます。
だから文章だけでは限界がありました
以前は、このような内容を文章だけでご説明しておりました。
しかし、
「半分空いているように見えるのに何故満席なの?」
「今から行って待っても出来ないの?」
「土日祝日はどうして予約が取りづらいの?」
というご質問を何度も頂きました。
文章だけでは伝わりにくい部分が多く、私自身も「もっと分かりやすく説明出来ないだろうか」と考えるようになりました。
一つずつ画像にしてきました
そこで、
予約はテトリスと同じ。
土日祝日の予約が埋まる流れ。
半分近く空いていても満席になる理由。
店主の予約が取りづらい理由。
初めてのお客様は施術時間を長めに確保している理由。
「今から行ってすぐ」が難しい理由。
このような内容を、一つずつ画像にしてホームページへ追加してきました。
現在のホームページや「よくある質問」は、実際のお問い合わせを基に少しずつ改善を重ねたものです。
今でも考え方は変わっておりません
このような内容をご覧になり、「細かいお店だな。」、「強気なお店だな。」と思われる方もいらっしゃると思います。
それでも私は、お電話を頂いてから初めてご説明するよりも、事前にホームページでお伝えしておく方が、お客様との行き違いを減らせると考えております。
ご予約のメリットだけでなく、ご不便をお掛けする点も正直にお伝えする。
この考え方は2017年にこの記事を書いた頃から変わっておりません。
むしろ現在は、当時文章だけで説明していた内容を、一つひとつ画像や「よくある質問」として追加し、より分かりやすく改善を続けております。
「よくある質問はこちらをご覧ください。」
https://www.e-dash.net/faq/
